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うつ病

2011.01.18 (Tue)

私もある時期、抗うつ剤を飲んでいたことがある。しかし私にとっては安定剤というより、脱力剤というか、とにかく心身ともにマヒしてしまい、仕事にも何にもならないのですぐに服薬は取りやめとなった。

誰にでも憂鬱になってふさぎ込み、人生を放棄したくなるような時があるだろう。きっかけがあって一定期間のみ続くものだが、まあ時間の経過や周囲の人のサポートにより気持ちが和らぎ回復していくものだ。これが病と化すと、、もうずっと心に希望の火が灯らなくなってしまう。始終「死にたい」と言い続け、仕事はおろか食事や睡眠といった日常生活さえも営めなくなってしまう。

昨日、ある通信受講生Kさんから、実は7、8年前に息子さんがうつ病から死に至ってしまったというお電話をいただいた。大学受験をパスした後のことだったので、大変意外だったという印象を受けられたようだ。そう、「病」としてのうつ病の「きっかけ」は、必ずしも第三者に伝わるような変化として、当事者自身に見られないこともある。引き金的な事件があって、そこから数ヶ月、数年、発症まで潜伏期間があるケースも多い。大学受験後、張りつめていた緊張の糸がふっと切れて、もっと過去にさかのぼって心に受けていた傷が、叫び出したというところなのかもしれない。私の叔母は、息子さんが離婚されてから、孫たちの母親がわりになって奮闘してきたが、息子さんが再婚され、孫の世話が必要なくなって、周囲は「手が離れてよかったね」と言っている矢先に重度のうつ病を発症したものだ。心の病は、いつ誰に、ふとしたタイミングで襲いかかってくるかしれないのだ。

誰だって、傷つき、辛く悲しい嫌な思いをすることがあるだろう。誰もが、うつ病のキャリアなんだ。
むろん、脳内物質等といった機能的な原因からもうつ病は発症する。
ただ、必ずしもヘビースモーカーが肺ガンになるわけではないように、心と身体のメンテナンスと病気との関係性をきれいな方程式で論じることはできない。ピアニスト全員がけんしょう炎になるわけではないが、どういうわけか、私などもピアニストほどに腕肩を酷使したような覚えなどないがけんしょう炎になってしまった。
病とは、これこそもう運としか言いようがないようにも感じる。本題はそれではないが。

最愛の息子さんのうつ病の原因も何もつかめないまま、「なぜ、うちの子が?」平和に、幸せそうに、いっしょに暮らしてきた息子さんがなぜ? そうKさんはお悩みになっただろう。たくさん医者にかかったり、心身症の書籍など読みあさったりされたかもしれない。そうして、息子さんがお亡くなりになられてからちょうど百箇日の法要の後のあの災害で、ご自宅もろともすべてを失うことになってしまったという。それが、占術の道に深く入り込む経緯だと、昨日はお電話でお話いただいた。故に、日本タロット占術振興会のボランティア活動の主旨に、ものすごく共感していただけるということだった。

正直驚いた。遠方にお住まいのKさんとは2010年、2009、2008年は通信で、2007年は一年間通学で、共に占術を勉強していただいた仲であり、つまりは2006年頃知り合って以来、5年近くおつき合いがあるわけで、まさかこんな話が出てくるなんて。ご家族の話があまり出てこないタイプの方だとは思っていた。そういう方は結構多くて、10年来通って頂いている生徒さんでも、家族構成ぐらいは話すけれども、あとは何もおっしゃらない方もいて、でも要所要所でかいま見る家族関係というのに、案外満足されているいない、様々なんだなと思ってきた。

こんなに深い、辛い体験があって、ひた隠しにされていらっしゃる方も。他にもいらっしゃるのか。
夫婦間、親子間、DVその他、エキセントリックな問題を抱えている人も多く、、さんならではなのかもしれない。

今回NPO法人化の主旨にご賛同いただき、応援してくださり、協力してくださるという前向き、力強いおことばをお電話でお伝えいただき、筆舌に尽くしがたい感謝の気持ちを、ここに記録しておきます。まだまだ前途多難です。

テーマ : うつ病(鬱病)、メンタルヘルス - ジャンル : 心と身体

06:25  |  心の問題
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