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2010/03/03

ふところの大きさ

だいぶ前のこと、深夜放映されていた某アニメを何気なく観ていたところ、教訓を得た(笑)。

人間のふところというものを器にたとえ、大きくてどっしりとした器の中の水は多少の揺れでは動じないのに対して、小さな器の水は少しの衝撃でも大きく揺れて器からこぼれ出す、といった話が人生を悟りきった老人の口から語られていたわけです。なるほど、器の小さい人間、大きい人間というものがよくよく伝わってくるたとえ話だ。私などは本当に小さな、きゃしゃな安物のワイングラスのようなものだろうか、しょっちゅう水面が揺れて波打ちわさわさしている。あまり気持ちが休まっていることがないという感じだが、、アニメを観た時、結局人間の持って生まれたふところの大きさとは、生まれついたもので、そのサイズとは生涯そんなに変わらないのではないかと直感した。

だからなんだという節もある。どっしり構えて動じないのもよいでしょうが、どちらがいいかわるいかという問題にはあらず。人間の心の繊細な動き、微妙な揺れ、こういうものに敏感であることにも得るものはあるのだから。ふところはせまいが、深さもあわせて「大きさ」だと考えると、深さのほうはこれは結構、生涯を通してずいぶん奥行きを増していったりするのではないかなとか。色々未だに考えさせられる。